オンラインカジノの運営とその仕組みってどうなっているの?
オンラインカジノはネット上でギャンブルを提供するサービスです。
そのくらいの認識で遊んでいても特に不自由を感じることはないかもしれません。
ただ、オンラインカジノの運営やその仕組みを知っておくことで、より安全で安心して遊べるオンラインカジノが選べるようになるのも確かです。
今回、オンラインカジノの運営や仕組みについて運営会社やソフトウェア、ライセンス、監査などに中心にお話しします。
これを読めばきっとオンラインカジノの運営や仕組みを知ることができるのではないでしょうか。
オンラインカジノを運営している組織
オンラインカジノを運営しているのは、運営会社です。
当たり前だという意見もあるかもしれませんが、ではどのような企業が運営会社になっているのでしょうか。
実はオンラインカジノを運営している運営会社は、様々な企業があります。
実際のカジノを運営している大手の企業が子会社という形で運営会社を設立してオンラインカジノを行っているところもありますし、IT企業がオンラインカジノの分野に参入しているケース、実際のカジノや老舗のオンラインカジノで働いていた人たちが独立して運営会社を設立したケースなど様々です。
時に大手のオンラインカジノのセカンドレーベルという形で姉妹店のような運営会社もあります。
こういった背景を知っておくことで、○○というオンラインカジノの運営会社からスピンオフした運営会社だから、○○に似ているとか、IT企業が運営しているからインターフェースがすごく分かりやすいといった判断もできてしまうのです。
最近は、日本語対応しているオンラインカジノばかりなので、「わたしたちについて」や「運営会社」などの項目から、どんな運営会社なのかを知ることも容易になりました。
こういった視点でオンラインカジノを選んでみるのもいいかもしれません。
ソフトウェアはどのようにして調達している?
パチンコのお店を連想してください。
パチンコのお店がパチンコ台を自分たちで作って利用者を遊ばせているでしょうか。
それと同様にオンラインカジノも運営会社がソフトウェアを作っているのではなく、外部から供給してもらってプレイできるようになっています。
ただ、非常に数多くのソフトウェア会社が参入しており、名前もスマートフォンやゲーム機、あるいはPCで遊んでいるようなゲーム会社はほとんどありません。
そんなオンラインカジノのソフトウェア会社ですが、一つのめやすがあります。
それは大手のオンラインカジノのソフトウェアを入れているかどうかです。
オンラインカジノのソフトウェアを開発する企業の中には自国の証券取引所に上場している企業もあります。
そういった企業を選ぶのです。
具体例を挙げると、マイクロゲーミング(Microgaming)、プレイテック(Playtech)、ネットエント(NETENT)の3社のなります。
これらは世界最大手のオンラインカジノのソフトウェア会社であり、信頼できるカジノゲームを提供しているのです。
第三者機関でしっかりと監査を受け、イカサマのようなシステムを搭載していないことや公正な配当が出るように設計、製造されたゲームを供給しています。
他にもそういったソフトウェア会社は数多くありますが、まずはこの三社を採用しているオンラインカジノは信頼度が高いと知っておきましょう。
ソフトウェアのセキュリティに問題があると、勝率を意図的に操作するなどの不正行為が運営会社側で簡単に出来てしまいますから、ソフトウェアの供給会社もしっかりチェックしておくのがおすすめです。
オンラインカジノのライセンスや監査の仕組み
実はオンラインカジノもライセンスという形で許可を得ているのです。
再度パチンコ店を例に出しますが、パチンコ店は警察の許可を受けて営業しています。
それと同様にライセンスを得ないとオンラインカジノは実質営業できません。
確かに以前は無許可で運営するオンラインカジノもありましたが、現在はそういったものは排除され、ライセンスを持たないと営業できない世界になっています。
このオンラインカジノのライセンスを発行するのは自治体や政府、それに準ずる公的機関です。
具体例を挙げていくと地中海の島国であるマルタ共和国やカリブ海の自治政府キュラソーなどがよく知られています。
また、イギリスのマン島やカナダのカワナケと言った自治区でも発行し、これら以外にも様々なところでライセンスが発行されているのです。
ただ、最初に紹介したマルタ共和国やキュラソーは特に監査が厳しいのでそれらのいずれかのライセンスを持っているとより信頼できるオンラインカジノと言えます。
監査についても触れましたが、これは定期的にライセンスを発行している公的機関などがオンラインカジノのチェックを行っている仕組みです。
この監査は莫大なライセンス料の支払いを求められるので、各オンラインカジノは、きちんとした売り上げを出す必要があります。
評判を落とすようなことをすれば売り上げは落ちますから、そういった意味でもイカサマのない、クリーンな運営が求められるのです。
また、ソフトウェアも第三者機関で定期的な監査が行われています。
最後にまたパチンコ店の例を出しますが、オンラインカジノもパチンコ店同様、店舗(運営会社)もパチンコ台(ソフトウェア)も厳しく監査されているのです。